生きるのが下手くそなエッセイ

人生に悩みまくりの僕カシコが、エッセイやコラムを気が向いたときに書いていきます

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

二回目です

前見たときは一年ぐらい前かな?

当時はいい話だねぐらいで終わっていたけど

今見るとダイアンキートンとモーガンフリーマンのやりとりがよくできている

話題によって、全く立場が入れ替わったりして

でもそれを互いになんやかんやと受け入れる

さすが夫婦歴40年

そして、この物語のメッセージは

人生の中における大事なものを見失わないように

ということだろう

目の前にある階段問題ということだけにとらわれ

もっと大事な二人でゆったり過ごす時間が欠け

自分の人生を自分で制御できなくなる

そんな人生で本当によかったのだろうか

そのことにモーガンフリーマン演じるアレックスが最後に気づくのである

ただ、面白いのがそのあとの姪のリリーの態度w

くたばれ、じじぃばばぁ!!with中指

だとさ(笑)

これは、人生経験というか年の功みたいなものが出てるのかな

リリーにとっては家を売ること=人生

でも二人にとっては二人でゆったりと暮らすこと=人生

なのだから

ただ、リリーは夫婦を理解できなくても

夫婦はリリーを理解できる

年寄りの自覚もあるのかもしれない

でも、この最後に人としての豊かさが出ていると感じる

この映画は、人生において大事なことを忘れかけてしまったときに見る映画です