No.1:プランとビザを考える〜いつかの海外生活に向けて〜
この記事はマガジン「隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜」連載記事です。
今回の記事では、僕が海外生活をすることに向けて、現状考えなければいけないことをまとめて整理していこうと思います。個人的な情報の整理もあるかもしれませんが、似たようなことを考えている人の参考になれば幸いです。
そもそものプラン
そもそもの僕の海外行きのプランは、よく言えばシンプル、悪く言えば行き当たりばったりでした。そのプランがこちら。
働いて費用を貯める→1年間ワーキングホリデー→帰国→未定
現在非正規雇用で働いていますが、この1年で海外に行くための費用を貯めるためでした。1年間で貯めたお金で、ワーキングホリデーを利用して、さらに1年間、海外生活をしようと思っていたのです。(ちなみにワーキングホリデーとは簡単にいうと、1年間の間に働いても良いし遊んでも良いよー、レッツ文化交流!という仕組みです。)そして1年間のワーキングホリデーを経たあと、とりあえず帰国してからその後の進路を考えようとしていました。
ただこのプラン、将来性がかなり不透明ですし、同時に数年間の海外生活を行うという目的地までたどり着くことはできませんでした。さらにそこに新型コロナウイルスという大きなアクシデントが襲いかかり、このプランは現実味を一気に失ってしまいました。そこで以下の新プランを現在考えています。
現在のプラン
新型コロナウイルスという未知の存在に対応した、より現実的&長期的なプランがこちらです。
語学留学→ワーホリ→帰国→働く@日本→進学@海外→就職→永住権?
先ほどよりもかなり長いプランとなりました。さっきのプランとの違いを簡単に説明していきます。まず、スタートに「語学留学」が増えました。この理由は、海外生活に必要なことも挙げられますが、新たに増えた「働く@日本」の際に役立つのではないかということもあります。追って説明していきますね。
「語学留学」後にそのまま「ワーキングホリデー」に向かいます。この「ワーキングホリデー」自体は前のプランでもありましたが、意味づけが異なります。前のプランでは、むしろ大きなメインとしての位置付けでしたが、このプランでは将来の「海外@進学」のプレ生活として位置付けています。つまり、将来この国に住むことはできるだろうか?というのを、「ワーキングホリデー」を利用して確認するということです。
「ワーキングホリデー」後は、日本に戻ってきます。これはビザの関係で戻らざるを得ないからですね。場合によっては、海外に居続けることもできますが、あまり現実的ではないので、一旦スルーしています。帰国すると「働く@日本」となります。文字通り日本で働くということですね。できればですが、このとき正社員として働きたいと思っています。理由は二つで、海外での生活を経験してから日本で正社員として働くと、生活自体にどんな変化を感じるのか知りたいから。もう一つは、この先の「進学@海外」以降に正社員としてのキャリアがあった方がいいということです。
数年間日本で働いた後に、「進学@海外」を行います。これは、海外の大学やカレッジと呼ばれる専門学校のような学校に、学生として進学するということです。なぜ進学をするのかを簡単に説明すると、まず学生に与えられる「学生ビザ」には年齢制限がない(ゆるい)こと、さらに就学中や卒業後に、働くことが許される特殊なビザが取得できるからです。
その特殊なビザを利用して、そのまま海外で「就職」を行います。
この就職は一時的なものではなく、ガッツリと生計を立てるためのものです。この際に重要なのが、日本でのキャリアです。海外では就職の際にスキルが重要なので、日本にいる間に、しっかりと実績を作ることが重要になってくるようです。ただ、ここまでこれば、今後の人生を海外で生活していくことが、ほぼほぼ決まったとも言えると思います。一応更なるステップアップとして、「永住権」の獲得があります。
「永住権」は文字通りその国に永住できる権利です。先の話なのであまり調べてはいませんが、ビザがなくても生活が続けられること、また学校の費用が現地の人たちと同じになるなどのメリットがあります(多分他にもいっぱいある)。ここまで来れる人は、ごく一部でしょうし、そもそも僕も獲得しにいくかも不明なので、可能性の一つとして思ってもらえればと思います。
今、考えなきゃいけないこと
さて、長々と新プランについて語ってきましたが、まだまだ考えなければいけないことがあります。特に今考えなければいけないことが、どの国でワーホリをするか?ということです。さっきも話したように、ワーホリに行く理由が、そもそものプランでの「生活体験」というものから→新プランの「将来住めるかというチェック」に変化しています。ということは、ただ行きたい国にワーホリに行くのではなく、将来的に進学したい、ひいては長年生活したい国に行かなきゃならないということです。
ということで、連鎖的に学生ビザやそれに関する働くためのビザについても調べなきゃならなくなります。そしてこれが本当にめんどくさい!というか複雑です…。現状まだ調べきれていないので、調べているとこまでをまとめたいと思います。
学校制度:カナダ、ニュージーランド、オーストラリア
僕が現在行こうとしている国は、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアのどれかです。この3つになっている理由は、留学エージェントに相談したときにお勧めされたからというだけで、別に強い理由はありません。それぞれの学校のビザなどについては、僕が調べたところ以下のようになっています。
カナダ:オープンワークビザ
大学もあるけど、カレッジという、専門学校と大学の中間のような学校が進学先になりそう。1年から2年通うことで、最長3年間の「ポストグラデュエートビザ」が取得できるそうです。これは、雇用先を限定せず働けるビザとのことで、海外就職にかなり使えそう。詳しくはこちら。
ニュージーランド:ポストスタディーワークビザ
こちらだとカナダでいうカレッジ的な学校は無さそう?1、2年程度学校に通うと、カナダの「オープンワークビザ」に似た「ポストスタディーワークビザ」というものを取得できるそう。ただし、数年前に制度が改定され、オークランドだと大体1年、そこ以外だと2年程度のビザになるそうです。ちょっとカナダより短めですね。
オーストラリア:卒業生ビザ(通称)
オーストラリアはまだ調べられていなかったんですけど、今検索していたら「卒業生ビザ」というものが出てきました。専門学校や大学を出れば、上記二つのビザと似たようなものが2年間以上有効になるようです。ここについては、もう少し調べていきますね。
こんな感じで、各国の制度を比較し、どこが自分にとっていいのかを考えなければいけません。さらに重要なのが、それぞれにかかる費用です。やっぱりお金は大事なので、どれぐらいの費用で学校に通えるのか、という部分は調べる必要があります。また、学校卒業後に仕事が得やすいかどうかなども、ちょっとした違いがあるようです。うーん、まだまだ調べなきゃいけないことばかりですね…。
最後に
というわけで今回は、僕の現状をざっとまとめてみました。正直執筆しながら、改めてすごい初歩的な段階で止まっていることがわかりました…。早く決めた方が良いにも関わらず、新型コロナウイルスを言い訳にサボっていたのがバレバレですね。ここから割と速いスピードで、留学エージェントなどに相談しつつ、向かう国を決めていきたいと思います。あと、当たり前ですが英語力を鍛えなきゃならないので、それもまた別記事で詳しく書きたいと思います!
というわけで、ここまでお読みいただきありがとうございました。よければマガジンのフォローもよろしくお願いします。それでは、また次の記事で!