生きるのが下手くそなエッセイ

人生に悩みまくりの僕カシコが、エッセイやコラムを気が向いたときに書いていきます

noteでこそ共有できるものって、「物語」なんじゃないだろうか?

最近noteの使い方について、いろいろ考えていました。それは、これまで記事を単発として執筆していたけれど、もう少し別の形での表現方法があるのではないかと思ったからです。そのきっかけになった記事がこちら。

この記事から個人的につながったのが、「物語」という考え方。この記事にそこまでの意図はないのかもしれないけど、僕はこの記事でカフェに行きたくなる「物語」を感じました。ものすごい申し訳ないけど、メニューとか立地とかも別に詳しくは見ていません。でも、ただただこのカフェを面白そう(interesting)と感じたのです。

その理由が「物語」化にあると思います。普通ならカフェの宣伝って、メニューや店内の内装や、雰囲気みたいな物理的なモノの部分をアピールすると思います。昨今だとインスタとかも流行ってるし、映えるモノを積極的に生み出すような流れもあるでしょう。でもこのカフェのnoteは、そういう商品などのモノを宣伝していないように感じました。その代わりに、カフェの運営というコンテンツを、ある種の「物語」として提供しているんじゃないでしょうか?

このnoteには、カフェはこういう成り行きで作りましたとか、値段設定はこういう流れが背景にありますとか、今後はこういう風に運営していきますとかが記してあります。これってこのカフェを動かしている中の人の、思考やスタンスだとかをあえて表に出して執筆しています。それが何になるのと思う人もいるかもしれませんが、それがあると、コーヒー一杯とっても、「こんな店で出してるコーヒーってどんなのだろう」と、僕みたいな人間が興味を持ったりするのです。もちろん豆とか、作り方にも創意工夫があるとは思いますが、それとは別の「物語」というレイヤーが、僕たちのコーヒーへの興味をそそるんじゃないかと考えました。

で、この「物語」化がもしかして僕がまだnoteでやれていないことの一つなのではないかとも思いました。今まで趣味の映像制作や、海外に行きたい思いなんかは単発の記事として執筆してきました。でもそれを「マガジン」などでまとめて、「物語」として連載していけば、僕に興味を持ってくれる人、絡んでくれる人が増えるんじゃないかと思ったわけです。

それぞれの記事自体は、よくある記事かもしれないです(そうならないように頑張ってはいます)けど、それを「マガジン」という物語の中で見ると、その「物語」の1ページとして、新たな見方につながるのでは?と考えました。例えば、留学準備の記事があったとします。単発の記事だと、ただの情報として消化されるかもしれません。でも「物語」の中にあれば、それは留学という物語に向けた、始まりの地点としての意味を持つことになります。また連載を続けていくと、連載をしている僕自体、つまり文字通り「物語の主人公」である僕に、興味を持ってくれる人も出てくるかもしれません。こんな風に、「物語」を用いて意味づけをすること、これがnoteの「マガジン」ならではの一つの表現なんじゃないのかと思いました。

というわけで今後、「マガジン」を発行していきたいと思います。テーマですが、多分さっきあげた二つになると思います。一つは趣味の映像制作について。趣味の映像制作をどうやってレベルアップしていくか、また何かしらの共作につなげていくかということをまとめたいと思います。もう一つは、将来考えている海外留学についてです。こちらは絶賛動いているので、数日後には公開できると思います。

ちょうど先日、noteは5年ぐらいやってみると記事に書いたところなので、そういう長い目で見た「物語」をここから始めていこうと思います。もしよかったら、僕の「物語」を覗きに来てもらえると嬉しいです。