生きるのが下手くそなエッセイ

人生に悩みまくりの僕カシコが、エッセイやコラムを気が向いたときに書いていきます

No.0:マガジン『隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜』始めます

マガジンの初回の記事となるので、まずは挨拶から。はじめまして、カシコと申します。この記事では、僕の発行するマガジン『隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜』が、どんなものなのかということ、またその執筆者である僕自身の紹介を行っていこうと思います。

自己紹介:カシコってどんな人?

まずは僕の自己紹介から始めたいと思います。名前はカシコと言います。現在、20代後半の男性です。いつもnoteでは、日常をきっかけとしたエッセイや自分の思考をまとめたコラムを書いています。大学院で人文学系の修士号を取得して、現在は非正規雇用で働いています。僕が非正規雇用で働いている理由は、海外でワーキングホリデーを行う資金を貯めるためです。1年間働いて貯めたお金で、来年からワーキングホリデーに行こうと思っていました。ただ新型コロナウイルスの影響で、計画が大いに乱れてしまっているという状態です。ちなみにTOEICは780点です(2年前だけど)。

僕と海外との出会い

僕がなぜ海外に行きたいのか、そもそものきっかけは大学生のときでした。授業で日本の労働者について学んだときに、日本人働きすぎじゃね?と思ったのです。もちろん人それぞれの価値観はありますが、日本で働いていて、残業と関わることなく生きていく難しさは多くの人が賛成すると思います。僕はそこに疑問を抱きました。そもそも残業が当たり前なの、おかしくないか?そう思って、卒業論文では、日本や他の国との労働時間をテーマにして執筆を行いました。その結果、どうも日本の働き方って、全然当たり前じゃないかも?と思うようになりました。

それと同時に、これもまた大学生活での話ですが、海外、マルタ共和国に語学留学に行きました。といっても3週間だけなので、大したものではないのですが、そのときの衝撃は今でも忘れられません。初めての海外というのもありましたが、そこに広がっていたのは、全く僕の知らない場所でした。それは物理的なモノや街などはもちろんですが、人の雰囲気や時間の流れ方という部分まで、僕が知らなかった「世界」が文字通りそこにはありました

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(当時の通学路から見える景色、毎日これを見ていたのは今でも夢のよう)

海外に行きたい理由1:多様な幸せを感じたい

こんな経験から、僕は海外の方が日本より多様な幸せがあるんじゃないだろうかと思いました。日本での幸せとは、高学歴でいい会社に入って、家族を持って…みたいなやつです。今どき古いよ、と思われるかもしれませんが、じゃあ学歴差別がなくなったかと言われれば違いますし、実際に就職に苦戦して、大変な生活を送っている人も知っています。そして周りを見れば、結婚が当たり前のようになっている人も多いと思います。

もちろん僕自身も、この価値観に囚われすぎている部分があると感じています。言ってしまえば、世間の価値基準なので気にしなければいい、で終わりますしね。ただそれを自分の心の底から、納得して、府に落として、気にしなくなるようにするのは、とても難しいことです。ある種の偏見とも言えるかもしれません。

そんな僕自身の価値観を変えるために、僕は海外に行きたいです。そして生活したいです。その上で、どんな幸せがあるかを肌で感じて、心の底から、こんなにたくさんの幸せがあるんだな、僕は本当に幸せだな、と笑って生きていきたいのです。

海外に行きたい理由2:不便を感じたい

ただここで大きな問題があります。海外って本当にそんな良い場所なの?ってことです。僕が海外に触れた大きなきっかけは先ほどあげた二つです。でも研究で調べたにしろ、3週間の語学留学にしろ、僕は多分、海外の良い面しかまだ見れていないと思います。日本と比較して、自分が気持ちいいなと感じる部分しか目に映っていないということです。その部分だけを見て、「海外で幸せになりたい!」なんて言っていたら、「隣の芝は青く見えるだけじゃないの?」と思う人もいると思います。というか僕自身も思います。なので、もう一つの目的が用意されることとなりました。

それは、海外での不便を感じたいということです。(この発想自体がちょっと上から目線っぽいですね…。)僕がかつて訪れたマルタ共和国はリゾート地で、非常に穏やかな場所でした。ですが、長期間住んだときに本当に居心地がいいのでしょうか?店は土日には閉まりますし、店員さんの態度もよくありません。ただのブルスケッタに1時間以上待たされたこともあります。そしてこれはただの3週間の話です。海外で働き、生活をしていくと、もっともっと悪い面が見えてくると思います。僕はあえてその面を見たいし、経験したいです。「隣の芝」である海外での生活を経験した上で、日本と海外、どちらが僕にとって住みやすい国かを判断して、生きていく場所を決めたいと思っています。

マガジン『隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜』ってなに?

上の二つの理由から、海外生活をしたいと考えている僕が発行するマガジンが、『隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜』です。タイトルは何回か試行してこれになりました。僕のセンスが良くも悪くも光っていますね。さて、ではこのマガジンでどんなことを連載していくのかを説明していきます。

コンセプトは「僕と海外生活のゼンブを綴る」です。具体的には、将来的に海外で生活をしたい僕、カシコがどうやって海外に行くのかという準備の段階、さらに実際に海外に行ってからの戸惑いや、楽しみ、さらには最終的にどの国で生活をしていくのか、という部分まで、僕が海外生活に関わる全てを記事にしていこうと思っています。

準備の段階では、国選びやエージェントとの契約。また英語の勉強の方法や進捗などを綴りたいと思っています。海外に行ってからは、働いたり、学校に行ったりという日々の生活の様子を綴っていきたいです。最後に、人生の大きな決断である、生活をしていく国を決定した理由やその後の展望まで踏まえて、綴っていきたいと思っています。

更新頻度は不定期で、何かあるごとに記事を執筆しようと思います。また、このマガジンは長期連載になる可能性があります。その理由は、僕が今後の人生を海外で生活することに決めた場合、5年以上の年月がかかる可能性があるからです。詳しいことは追って話したいと思いますが、ビザの関係などでその準備に数年を要するのです。場合によっては5年なんかでは、全然終わらない可能性もあります。なので、気の向いたときにゆるりと読んでもらえればと思います。

あと最後に言いたいことが一点。現在は新型コロナウイルスの影響で世界が大変な状況になっています。僕自身も実際に海外に行けるのか、行けるとしてもいつなのかという風に、多くの部分で影響を受けています。でも、こんなときだからこそ、あえて海外について発信をしていくことが必要なのではない かと思いました。それが何になるかは正直わかりません。でも僕の活動が、誰かの何かになるのではないかとも勝手に思っています。とりあえず、一人じゃないよということだけでも、誰かに伝わると良いなと思います。

最後に

というわけで、僕の初マガジン『隣の芝が青いなら 〜実際海外行ってみた(い)〜』の初回記事でした。こんな大層な風呂敷を広げていますが、本当に畳み切れるのでしょうか…(笑)僕自身も不安はありますが、それ以上にワクワクもしています。この連載、ひいては僕の人生が今後どうなるかは、僕自身にもわかりません。でもだからこそ、この状況を、人生を目一杯楽しんで行きたいと思います。というわけで、これからよろしくお願いします!

隣の芝が青いなら 〜海外留学?就職?移住?〜|カシコのnote.|note コンセプトは「僕と海外生活のゼンブを綴る」。将来的に海外で生活をしたい僕、カシコがどうやって海外に行くのかという準備の段階 note.com